第36回全青協全国協議会報告

第36回全青協全国協議会報告

2023年2月4日(土)、グランドニッコー東京台場にて3年ぶりのリアル開催となる、第36回全青協全国協議会を開催いたしました。今回は緑友会との合同の協議会でもあり、全体では約180名の方にご参加を賜りました。

協議会は定刻13時に中国ブロック協議会・高山担当副議長(広島県印刷工業組合)の司会進行で始まりました。ご来賓として、全日本印刷工業組合連合会からは滝澤光正会長、瀬田章弘副会長、臼田真人顧問、埼玉県印刷工業組合・恵勇人理事長、新潟県印刷工業組合・遠山亮理事長、全国印刷緑友会からは浅野貴之会長、日本グラフィックサービス工業会 SPACE-21からは笹井靖夫代表幹事、そして、全国青年印刷人協議会・今井孝治直前議長にご参加を賜り、ご来賓を代表して、滝澤会長、瀬田副会長、浅野会長にご挨拶を賜りました。

続いて、全国青年印刷人協議会岩村議長の挨拶で、「課金の種から利益を咲かせる」セミナー〈前半〉を開始しました。セミナーの前半は、2022年中に各ブロック協議会で開催されたセミナーのダイジェストを井上指名副議長、白石指名副議長が講師を務め、実在する著名企業のビジネスモデルを参考にして、下記3点に絞った①課金プレイヤー【お客様】、②課金ポイント【価値・対価】、③課金ポイント【支払いタイミング】の3分解にして、それぞれのポイントをずらしたり変えたりすることで新たなビジネスモデルを創出する内容を説明し、「価値獲得」に関してさらに理解を深めていきました。各ブロック協議会への参加や事前に配信していた動画を拝見していただいていた方にとっては、復習の機会として理解の浸透ができたのではないでしょうか。また、初めて聞いた方にとっては、より分かりやすくブラッシュアップされた説明となっていたので、当日の休憩時間にも、「理解しやすくてよかった」との声もいただきました。

後半は、各ブロック副議長が自身で考えたビジネスモデルのコンテンツ発表をしました。グランドニッコー東京台場にて、約180名の前でのプレゼンテーションということで、各副議長に多少の緊張も見えましたが、それぞれに堂々とした発表をこなし、とても良い経験となりました。また、会場の皆様の温かい声援の後押しもあり、それぞれが遺憾なくパワーを発揮できたことと思います。その後、発表した内容をあらかじめ分けられていたグループにてディスカッションいただき、その内容を全体にシェアしていただきました。全青協の正副指名メンバーだけでは思いつかないような貴重なご意見も多数いただき、各ビジネスモデルもより一層の可能性を感じることができました。

最後に、これまでのブロック協議会では未発表の内容をお伝えし、「利益イノベーションから始めることで、私たちモノづくり企業の価値創造もイノベーションできる」という力強いメッセージを岩月指名副議長からお伝えし、セミナーの内容を締めくくりました。 締めくくりには、岩村議長からの総括、そして臼田顧問からの激励の言葉をいただき、盛会のうちに第36回全国協議会は閉会となりました。協議会へご参加いただきました皆様へ感謝を申し上げます。

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