2020-21年期の全青協ブロック協議会一番手として、2020年9月19日(土)に中部ブロック協議会を開催いたしました。今井全青協議長体制の船出であり、かつ今期の活動テーマを各県青年会会員に初めて発信する重要な協議会でしたが、新型コロナウイルス対策と青年会会員の参加のし易さを優先して、史上初のZOOM開催という形で設営いたしました(ZOOM発信は愛知県印刷工業組合メディアージュ愛知より)。今回の開催を担当いただいた三重県印刷工業組合を代表して水谷理事長と阿竹青年部会長にご挨拶をいただき、協議会は開会しました。当日の主なコンテンツは、以下の通りです。
Ⅰ 今井議長 活動趣旨説明
我々全青協が今取組むべきことから始まり、印刷産業の現状課題と提供価値の考え方提案、そして今期の活動テーマである「四方よしのデザイン」につながる考え方・趣旨を説明いただきました。
Ⅱ コロナ禍における各青年部活動状況報告・事例発表
コロナ禍において従来の活動ができなくなった全国の青年会に対して、全青協主導で実施した現状アンケートを発表し、情報共有を行いました。また、コロナ禍において新しい取り組みにチャレンジをした中部圏内会員企業の事例発表を行いました。
Ⅲ 「デザイン思考」セミナー
「四方よしのデザイン」に向けて、前提となる思考法「デザイン思考」のセミナーを開催。齋藤議長指名副議長と井上議長指名副議長にプレゼンテーションいただき、計150ページを超えるスライドで思考法の勉強を皆で行いました。参加者のアンケートからも、「物事の捉え方・発想のプロセスが新鮮だった」という声が聞こえ、とても内容の濃いコンテンツになりました。
Ⅳ デザイン思考グループワーク
直前に学んだデザイン思考を実際に体験いただくために、グループワークとして3グループに分かれてディスカッションを行いました。設定したテーマは、①次に流行るご当地グルメとは?②今後、若者が行きたくなる旅行の形とは?③アフターコロナ時代のモテ男とは?の3種類。デザイン思考的発想を体験いただくことを主眼とし、テーマは身近で想像し易い内容にて行いました。インプットした内容を 実際に使う感覚の体験やセミナー内容の理解深耕につながりました。ZOOM環境下というハードルはありましたが、多くの方にご参加いただいたおかげで、気づきの多い有意義な協議会となりました。
中部ブロック副議長 岩月琢也