2022年12月17日（土）、熊本県熊本市の熊本城ホール会議室にて第３回全青協正副議長会議が行われました。今回は岩村議長たっての希望で、熊本県内で精力的に活動されている株式会社啓文社への会社見学会が正副議長会議に先立ち行われました。
株式会社啓文社は全国でも数少ないＣＳＲスリースター認定企業であり、社内の５Ｓ活動や就労継続支援Ａ型事業のヴィレッジピープルを展開されています。ヴィレッジピープルとは一般企業で就労することが困難な方を対象に、就労の機会を提供して、近い将来に一般企業へ就労できるようになるための能力向上を図っている組織です。就労者の仕事に対する姿勢は真面目で、仕上がりも大変綺麗でした。
工場内にお邪魔した際の一番の衝撃は、思い描いていた工場のイメージとは180度違い、工場内が本当に綺麗だったことです。床のインク汚れはもちろん無く、紙の整頓や資材の整理、機械の名前や配置まで徹底したセッティング。従業員の誰もが使いやすく、誰が引き継いでも可動しやすいように徹底された工場整備。機械を動かしているのはほとんどがパートさんと聞いて驚くと同時に、確かにここまで徹底されていればどんな人でも動かせる！とも思いました。
コンスタントに行われている社内アンケートや報告会、社内外の清掃やポスターでの意識付けなど、社員全員で会社を作り上げている感覚を肌で感じることができました。徳永社長を心からリスペクトすると同時に、啓文社の皆様のようなチームを自社でも作り上げてみたいと思った、実りある会社見学でした。
13時より場所を熊本城ホール会議室へ移動し、正副議長会議がスタート。岩村議長をはじめ、今井直前議長を含む14名全員が元気に出席しました。議題は各副議長からの2022年９月より全国９ヶ所で行われた各ブロック協議会の報告と反省に始まり、指名副議長３名からのセミナーの報告を経て、岩村議長より全体の総括が行われました。
各地で行われたブロック協議会は、早速自社の会議にて実践し、課金ポイントの洗い出しなどを行った会社もあります。大変良かったなど多くの高評価をいただいており、岩村議長も安堵の表情でした。ブロック協議会に参加した方も参加できなかった方も、２月の全国協議会では今回の内容からよりブラッシュアップされたバージョンでお届けする予定で、その辺りについて更に深い協議がなされました。
その後も本会議の軸となる第36回全国協議会について議論がなされました。2021年は惜しくもオンラインにて行われましたが今回は完全リアル。併せて全国緑友会とのジョイントとなるため会議時間を延長して更に熱い議論がなされました。昨年の全９ブロックで行われたセミナーに加えて、更にパワーアップされた内容の全国協議会になります。２月４日の全国協議会、ぜひご出席ください！
東京ブロック担当副議長 村井雄大
