去る8月27日(土)に宮城県仙台市青葉区の貸会議室COMPASSにて第2回全青協副議長会議が行われました。前日に上越新幹線で東京、こまち・はやぶさの東北新幹線に乗り換えて仙台へ。はじめて乗った東北新幹線は自由席がない事を乗ってから知り、デッキに揺られる旅となりました。仙台へ到着し、街並みは私の地元新潟とは規模が違い、会場へ向かっている最中から気分の高揚が止まりませんでした。
会議は冒頭、議長の挨拶から始まり、直前議長挨拶を経て、宮城県工組針生理事長よりご挨拶と全印工連によるカーボンニュートラルに関する現状をご説明いただきました。紙パルプが二酸化炭素を多く排出している現状を知り、無関係ではないことを改めて実感しました。その後「勝ち残り合宿ゼミ」の案内、「Printnext」の状況、各ブロック協議会の開催準備の進捗について共有されました。
本題は9月17日(土)九州ブロックを皮切りに行われる全国ブロック協議会の通しリハーサルです。今期のテーマは「本業を変えない儲かリノベーション」ということで、印刷業を営むほとんどの経営者が気になるテーマです。それだけに少しでも全国の青年部にわかりやすい言葉で伝えられるかが課題となります。議長の背景目的の話から、指名副議長が作成してくれたパワーポイントデータを検証し、どう伝えればいいか参加者全員で頭を悩ませながら時間が過ぎていきました。私は途中、無い頭で目を閉じながら考えていると指名副議長から、「寝るな」と腕をがしっと掴まれましたが、本当寝ていませんので改めてこの場でお伝えしておきます。全青協活動はここ1、2年での参加となりますが、参加する度にわかりやすさを感じていたブロック協議会が、裏では長時間の会議を何度も経て考えられていたことを初めて知りました。今回は役員で設える側ですが、コロナ禍で疲弊している業界の変革の一助になれるように、そしてこのテーマが未来に責務のある印刷青年人に伝わり、「課金ポイント」を増やせる企業が多く発掘され、エンドユーザーに必要とされる企業にチェンジ出来る学びを得られる場を創れるよう頑張ります。最初の九州ブロック協議会までリアルで集まる副議長会議は難しいですが、Zoomを始めとするツールを利用し、少しでも良い事業になるよう微力ですが尽力したいと思います。
会議後は宮城県の青年会とディスカッションする場を設け、青年会の運営や現状を赤裸々に語り合いました。地元青年会にも落とせる貴重な意見が聞けて有意義な時間を過ごせました。その後の懇親会でも、副議長の但野さんをはじめとする青年会から熱いおもてなしを受け、初の仙台はいい思い出が出来ました。もう少し仙台をゆっくり見学したかったですが、東北ブロック協議会で再訪問することになると思いますので、良い事業を行って気持ちよく仙台を堪能したいと思います。今期の全青協活動に引き続きご注目ください。
全国青年印刷人協議会 関東甲信越静ブロック担当副議長 小林 佑樹